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ビーボックスアクアリウム 用品情報

埼玉県八潮市にある関東を代表するアクアショップ


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魚病一考

こんばんは、桑原です。
今日は海水魚の魚病の対策について軽くお話したいと思います。


特にここのところ、気温が暑かったり急に雨が降り出して寒くなったりと、季節の変わり目での温度差でさまざまな魚病に困っている方が少なくないと思われます。この時期と秋から冬にかけては、大きな気温の上下差に水温が非常に影響を受けやすくなっており、それが原因で魚が病気になることが多くなりがちです。適正範囲内であっても、一日で水温が2℃も3℃も変化してしまう環境はたいへん大きなダメージとなってしまいます。魚は変温動物ですから「水温=体温」です。人間であっても体温が34℃に下がったり半日で37℃に上がったりすれば、調子を崩して当たり前ですよね。

で、病気にならないためにはどうすればいいか。水質が安定していること、温度差を無くすための水槽用クーラーが非常に効果的なのを前提で、効果的な対策方法を述べてみます。


1、魚が病気になりにくいくらい非常に健康なこと。
2、病気の出にくい水的環境にしてしまうこと。
3、病気かな?と思ったときにすぐ治療できること。


この3点を踏まえることが可能であれば、大きく病気が蔓延することは無いといえます。
では、これらに効果的なアイテムを、順を追ってご説明いたします。


1、魚が病気になりにくいくらい非常に健康なこと。海水魚のコンディションの目安として「エサ食い」が上位に上げられることと思います。逆にいえば「エサ食いが良い」場合には大きくコンディションを崩すことが少ないといえます。
そこで、エサを食べる海水魚には、給餌の際に以下のアイテムを使用します。

ブライトウェル アミノメガ&ガーリックパワー
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近年の海水魚のエサはかなり高品質・高栄養です。ですが、さらに栄養バランスを良くすることで、より長期的に健康に飼育できるようになります。
「アミノメガ」では、通常のエサには含有の難しいアミノ酸及び脂肪酸、タンパク質を豊富に供給することができます。「ガーリックパワー」はその名が示すとおり、にんにく由来の高い栄養と抗菌効果で海水魚の健康的な代謝を行います。両アイテムともに、適量を与えるエサに混ぜるだけ(これらは液体です)という至ってシンプルな使用法です。
健康的な魚というのは粘膜が非常によく代謝されているもので、病気に対しての抵抗を持つことができます。

2、病気の出にくい水的環境にしてしまうこと。
日常的な管理でエサをしっかりと与えることが病気の予防に対して重要なのは1のとおりですが、次に注目するのは「水槽内の環境」です。
魚病を回避しにくい状況というのは、
「新しい魚を追加したとき」→先住者との折り合い・不慣れな環境での一時的な調子の減衰etc...
「レイアウトを変更したとき」→チリ・汚泥の巻き上げによる病原菌の浮遊やエラ・粘膜への障害・同居魚のパワーバランスのリセットetc...
「底砂を巻き上げてしまったとき」→チリ・汚泥の巻き上げによる病原菌の浮遊やエラ・粘膜への障害・一時的なアンモニアや硫化水素の発生etc...
です。これらの状況は、いくらpH・亜硝酸・硝酸塩の水質が安定していても魚へのダメージは大きいといえるでしょう。
またそのような際には、水槽内の「菌体バランス」が崩れている場合が多いので、こちらのアイテムを使用します。

ハートトレード プロバイオティックマリンフォーミュラー(PMF)
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PBFは、水槽内に病気が発生しやすい上記のような状況での菌体バランス・・・いわば「善玉菌」「悪玉菌」のバランスを強制的に「善玉菌」ベースに変換・維持することで様々な魚病の罹患率を下げ、予防を行う水質改善剤です。使用法は適量を2週に一度を基本に水槽内に投与するだけという非常に簡単なものです。
ちなみに自分が使用した状況で特に記憶しているのは、あのレスプレンデントピグミーを一つの水槽に大量在庫した数年前ですね。レスプレはサイズが非常に小さかったため、一般的な魚病薬でのショックが怖かったこと、高水温が苦手なので「海水の温度を上げる」予防がとりにくかったことなどからです。導入直後から使用し、結果、導入直後の白点病の発生を免れました。その後も大きく病気が発生することもありませんでした。以来PMFのちょこちょことした定期使用は行っています。

さて、上記のように予防ラインをいくつももってしても魚病が出てしまったら。とりあえず行いたいことは、

3、病気かな?と思ったときにすぐ治療できること。
どこか魚がかゆそうにライブロック等に身体をこすり付けていたり、なんとなく鰭先が濁っているようだったり・・・でも、このままで治るかもしれないから強めの薬で負担の大きい治療してしまうのも怖い・・・別水槽に分けたいけど魚が捕まらない・・・などという状況は多いと思います。特にサンゴ水槽では、複雑なレイアウトや底砂等を巻き上げてしまうおそれから、魚を捕まえることは困難です。サンゴ自体も薬品には非常に弱く、思い切って魚病薬をばんばん使用することはできません。
そんなよくある?状況では、とりあえずこれが効果的です。

ハートトレード ハーバルフォーミュラープラス(HFP)
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薬効成分を持つ海藻の抽出物+善玉菌やビタミンで、白点病やウーデニウム病、リムフォやビブリオなどの細菌に、即効性のある治療効果を発揮します。サンゴ水槽でも使用できます(もちろん若干の影響を考えて、水槽を分けられる方は分けたほうが良いです)。
以前、2Fのサンゴ水槽でハナダイを大量導入したときに白点病が出てしまったことがありましたが、、上にあるPMFと本品を同時使用して治療したことがございます。その際にはサンゴの咲きが若干悪くなりましたが本品の影響でだめになったサンゴは一つもありませんでした。



と、その他様々な条件で使用できるアイテムはまだまだございますが、主だったものはこんな感じです。
生体のお買い物にあわせ、便利なアイテムのご利用をお勧めいたします。
by b-box_goods | 2011-06-07 19:59