プロトタイプがやって来た!
2014年 09月 30日
こっちのブログには超ひさびさの登場な二木です。
なんで急にワタシが用品のブログを書いてるかって?
そりゃ~、どうしても皆さんにいち早くご紹介したい商品が到着したからですよ!
ま、商品と言ってもプロトタイプ(試作機)なので、正式な発売は先になってしまいますが、
それでも現物を見てみたい~!!!っていうせっかちさんも大勢いらっしゃるでしょうから、
使用感を含めた簡単なレビューをお伝えしたいと思います。
で、その商品とは、、、
Maxspect Gyre
ギレ?ジーレ??なんて読むの?って、ほとんどの人が思うでしょう。。。
正解は「マックススペクト ジャイル」でございます!!!
いま、最もアツい水流ポンプと言っても過言ではないでしょう。
そのデザイン性があまりにも秀逸過ぎる!綺麗でオシャレな水槽内にドンキーコングの
タルみたいなポンプを設置するのはちょっとなぁ…という悩みはコレで解消!!
8月9日のブログでちょっとご紹介済みですが、実際にプロトタイプが届いたのでまずは
ジロジロと本体を眺めてみました。
海外の展示会でお披露目されたときはクリアボディでしたが、やはり製品版はブラック!
海水中に入れて使うものは必ずコケが付着するので、なんだかんだで黒が一番。
こうやって水槽の壁面に強力なマグネットでパコンとはめ込んで固定するので、
予想通り見た目もスッキリですね~。
そして今回のプロトタイプに付属しているコントローラーは上の画像のもの。
でもよく見てください。しっかり"Prototype"って書かれてるでしょ。製品版は、、、
こんなカッコいいコントローラーが付属するみたいですよ~。ポンプだけでなく、
こういった細部までこだわったインダストリアルデザインが素晴らしい!!!
このコントローラーで常時作動のコンスタントフローモード(とその強弱)、間欠作動の
パルシングモード(とその設定)、10分停止のフィーディングモードと、3種類の動きを
設定できるようです。見た目だけじゃなく、機能性も高そう!
と、まぁじっくり眺めるのはこれくらいにして、いざ水槽内で使ってみたいと思います!
今回は八潮店2階に設置されている、通称「バイオアクティフ水槽」に付けてみました。
水面から15cmくらい沈めた位置から、斜め上に水流を作ってみたところ、、、
水面にはモワモワモワ~ッとイイ感じのさざ波が起きてます。ちなみにこの水槽は
1200×450×500(高さ)で、ジャイルのモードはコンスタントフローモード。
強さは一番弱いところから3段階目でやってみていますが、水流は十分!
ってか、もっと強い水流にしてみたらブリードのミドリイシがこけました…。凄い!!
実感として、このポンプ1台で90cm水槽から2m水槽くらいまでカバーできそう。
そして、、、
水槽内には見事なほど水の循環が起きているではないですか!!!!!!!
上の画像で示した赤い矢印のように水が動いていますが、このジャイルは水を
吹き出す動きと同時に反対側から吸い込む動きが現れるので、既存のポンプには
無いようなパワーが生み出されているようです。もちろん角度の調整も可能。
もっと分かりやすく図解すると、
こういうことですね~。いやいやホントに凄いんじゃね?このポンプは!
というのも、作動させた瞬間にライブロックやサンゴの隙間に潜んでいたデトリタス、
つまりゴミが一気に舞い上げられて吹き飛ばされたんですよ。この、ゴミを飛ばす
という動作が実は水流ポンプにとってはかなり重要なファクター。でも、それができる
ポンプってのは実はあんまりないんですぜ~。つまり、
こういう風に枝ぶりが密になってて、しっかりと水流が芯まで届きにくい形のサンゴ
でも、ジャイルならブンブンとゴミを吹き飛ばしてくれるってことですね!
さてさて、こんな素敵な水流ポンプ「ジャイル」ですが、気になるお値段も正式な
発売日も今のところは未定…。でも近日中に詳細を発表できると良いな~。。。
いち早く現物が作動しているところを見てみたい!という方は、是非ビーボックスの
八潮店2階までお越しくださいね。きっと「おお~!」と声が出てしまうはず!!
それではッ。