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ビーボックスアクアリウム 用品情報

埼玉県八潮市にある関東を代表するアクアショップ


by b-box_goods
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LED続き?

こんばんは、桑原です。
ここでは新商品を中心に様々なアイテムのご紹介をさせていただいておりますが、自分が不在だった半年間がちょうどLEDを使用している水槽の中途経過が出たところでございまして、売り場POPの見直しと並んで少し使用感を述べてみたいと思います。

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次世代型照明ということで、ビーボックス自体もLEDにはかなり期待を持っており、また在庫のラインナップも可能な限りバリエーションを持たせるよう心がけております。先日のオーロラのように演出を重視した製品以外にも、このようにスパルタンな飼育に対応した機種までも在庫中です。
今週はささやかながらPOPを付け直しに取り掛かっていまして、できるだけわかりやすく手に取りやすいようにと試行錯誤中です。

さて、今回ご紹介いたしますのは昨年後半に登場し、あっという間に定番化した二つの種類です。
「グラッシーレディオ」と「グランクリエイト」です。共通点としては、比較的低価格なクリップ式本体とセットで使用できること、発熱量・消費電力ともに低く抑えることができるところです。
が、どちらの機種も非常に得意なポイントを持っており、使用状況に合わせて細かく選択することができます。
まずは、グラッシーレディオから。
グラッシーレディオは光のバランス・・・強さ(明るさですね)、波長(サンゴにとって効果的な複数の色を併せ持つ)、配光(照射角度。色むらがない、とか効果的な色がよりよく混ざるための範囲でもありますね。)・・・を全てクリアした、スポット型では最も効果の期待できる機種です。

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器具売り場の奥、ショールームにある1200ミドリイシ水槽でメタハラのサポートとして主に使用しているのが「レディオ9」シリーズです。同メーカーのラインナップ中、「レディオ9」は最も小型で、ピンポイントのサンゴの色揚げ目的に特化したLEDです。
画像では2台並んでおりますが、手前が「Deep400UV」、奥が「Aqua400UV」です。
照射しているサンゴは以下のような感じです。

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「Deep400UV」では画像奥方向のトゲサンゴ・ピンク、中央のユビ系ライトパープル及びグリーンに照射。「Aqua400UV」を中央やや下のフトトゲサンゴ、手前のハナヤサイ・ピンクに照射しています。どのサンゴも半年前はくすんだ感じで、このようにはっきりと発色はしていませんでした。ライティングもメイン照明のMT-250Sのみでしたが、やはりこの2つのLEDを照射してからはより強く発色しております。
「Deep400UV」「Aqua400UV」はその名称が示すとおり、UV=紫外線、さらに細かくいえばこの機種らの場合は近紫外線を照射できるのが特徴です。浅場のサンゴ、特にミドリイシの仲間に効果があることが実証できていると思います。では「Deep400UV」と「Aqua400UV」の使い分けは?と申しますとちょっとだけ複雑になりますので(というか文章ではうまく書けない・・・)、まあ平たく言いますと基本的に「Deep400UV」、さらに色の淡いサンゴには「Aqua400UV」でいいと思います。ですが、もちろん「色の持ち方」はサンゴの個体や種類によって異なりますので、「こんな風に色揚げしたい!」など具体的な目的がございましたら、お手持ちのメタハラと併せてスタッフまでどうぞ。

と、この水槽ではもう1種類の「グラッシー」シリーズを使用しております。水槽の逆サイドですね。機種名「CoralBlue」です。

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「CoralBlue」は紫~青という深みあるカラーを持つLEDです。なぜここではこの機種をといえば、照射している対象に合わせて選択しているわけです。

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「CoralBlue」で照射しているのは、広い生息レンジを持つ・・・ほとんどの場合、深場ミドリイシとして入荷するデサルウェイと呼ばれる種類です。で、特にこの個体はおそらく強い紫外線とは無縁の深い場所に生息していたと思われる個体ですであること。青のライティングを併せることでもともと茶色い個体が明るいカラーに変化すること。を見越して紫外線のないやわらかい(=波長でいうと山のすそが広い)ブルーを照射してみたということです。やはりLEDのあたっていない右となりのミドリイシは茶色いままですね。

さて、LEDはメイン照明にもなりうるのですが、初期投資の面やメタハラからの切り替えでは不安な方もまだいらっしゃることと思います。ビーボックスでは「とりあえず使ってみて!」というわけではなく、既存のメタハラ(に限らず大粒のLEDなどでもよいです、高出力であれば)とLEDを組み合わせて使用することを推奨しております。LEDは長寿命ですので、長い目で見てよい効果を持つ機種をしっかりと選ぶことがポイントですね。飼育スタイルに当てはまらないものを長く使用することは生体にも人間にもプラスにならないですから。


で、この「グラッシー」シリーズは「27」、「21」とあと2種ございまして、それらは主に1Fのサンゴ水槽で使用しています。文頭でご紹介のあったもうひとつのオススメ機種、「グランクリエイト」と隣りあわせで使用中です。
で、「グランクリエイト」シリーズは、平たくいえば効果的な明るさを実現したスタンダードな機種と呼べるでしょう。スポットライトとしてではなく、小型水槽であればメイン照明としても通用するほどの豊富な光量を持っています。照射範囲も「グラッシーレディオ」よりも広角で、例えばメタハラの光の届かない、陰になってしまっているような箇所へのサポートとしても十分ですね。照射性能からすると比較的低価格であることも魅力です。
では実際の画像を。

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画像手前がグラッシーレディオ27という、シリーズ最上位機種です。で、奥がグランクリエイト。ここではオーバーフロー水槽のコーナーカバーの手前、真上からのメタハラの光がデッドになりやすい場所ですが、各々でも十分すぎるサポートに役立っています。
実際は、奥行き600までであればメイン照明に重ねるようにどちらかの機種(大まかに分ければミドリイシにはグラッシー、一般サンゴにはグランクリエイト。もちろん機種はケースバイケースですが)を一台でOKです。で、それでも足りなそうな場合には150Wのクリップメタハラを使用する、ような感じですね。実際にそんな感じをこの水槽の逆サイドで行っています。

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これはスーパークール115(ディープブルー)とグランクリエイトの組合せ。レイアウト上、浅くなる背面側にLEDを、深くなる正面側にメタハラを。という光の強さを考慮しての配置です。


と、まだまだ書きたいことはあるのですが・・・ちょっと長くなりすぎたので、この辺で。
あ、そうだ今日これに気づいたから一言書きたいことが・・・。

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メタハラに変わってメインを張れるLEDといえばmax-sですが、これ、光の波長的に赤をカットしてあるんですね。確かに植物細胞の光合成に必須な赤ですが、実際にはサンゴ水槽内での赤い光は茶色を促しちゃうことがあるので、できるかぎり低い方がいいんですよね。そこも考えてあるなんて・・・さすがです。



と、新しいアイテムの選択にお役立てれば幸いです。明日はぜひともビーボックスでLEDをGETしてくださいね!ミドリイシのセールも開催中です!
by b-box_goods | 2011-05-28 19:14